柏屋ブログ

こちら、柏屋の正面玄関。
お客さんが撮ってくれました。
私が一目惚れした写真でございます。
この光と影の感じがやたら、柏屋を表していると思いました。
いたく、綺麗な写真を撮る人かつ、やたら写真を撮る人だなと思っていたら、
プロでした。
私が切ってたドラゴンフルーツ迄、お撮りになられる。
ごめん、あれ痛んでたよね…


写真の掲載許可をもらったのでホームページを紹介
谷田貝一也さん
http://fotologue.jp/yata/
ガラスのような写真を撮る方です。是非ご覧下さい。

柏屋でスタッフをしていると
沢山の方に出会います。
研究者、おっさん、ミュージシャン、セクシャルマイノリティー
旅人、また旅人。

私、今日でスタッフ終わりなんですが寂しくてしかたありません。
もっと沢山の人に会いたかったと心から思います。

社会から見れば、負け組に入る人も多くいました。
でもただ、自分の生き方を貫いて、生きている。
柏屋に住んでいて見えて来たのは
自分の生き方に責任をもつ事の大切さです
それがどれだけ厳しく、楽しいかをみせつけられました。

たった２ヶ月しかいませんでしたが
色とりどりの価値観、生き方が私の前を通り過ぎて行きました
理解できず、翻弄され、反発し、感動もし
何もかもが新しく見える世界でした。

得たものは数えきれず、
失ったものは…
宴会でパンツをかぶる恥らい位です。

私が柏屋にスタッフ募集したのは
仕事の欄に
「お客さんと遊ぶ」の一言があったからです。

オーナーのヒロシさんは言いました
「柏屋は人と人との出会いの場にしたい。
スタッフの本当の仕事は出会いをエスコートすることだ」

この言葉で私の中でヒロシさんはダンディーに認定されました。
数名から「え〜〜」と言われましたが
私にとっては永遠のダンディーです。

ここでの出会いが人生の分岐点になる
そういう人も多いはず。

みなさん、世知辛い社会で大変だと思いますが
出来れば、一週間、一ヶ月の単位で柏屋に来て下さい。
一緒に遊びましょう！
世界観が変わると思います。

柏屋は「人間」がいる宿です。
人と人とを繋ぐ宿です。
私にとっては沖縄の故郷です。
私たちの仲間になって下さい。